長女が中学2年生になり、そろそろ高校受験も考えていかないといけないなと思い始めました。
「偏差値」とはよく聞く言葉ですが、意味もあまりよくわかっていないので、調べようと思います。
同じ年頃の子どもを持つお母さんたち、一緒に高校受験を考えましょう。
成績があがらない子どもに親はどういう行動をとればいいでしょうか?
偏差値とは
偏差値とは、受けたテストの全体の中で、自分がどのあたりの位置にいるかを表す数値です。
偏差値は、受けたテストの平均点が偏差値50となるように計算されます。
つまり、自分の点数が平均点を上回る点数であれば「偏差値50以上」と言うこと、
自分の点数が平均点を下回る点数であれば「偏差値50以下になる」と言うことを覚えておきましょう。
点数が高くても偏差値が上がらないことがある
テストの平均点を基準にして偏差値が出されているため、自分の点数が高くても、平均点も高くなっていれば偏差値は上がりません。
反対に、自分の点数が低くても、平均点も低ければ偏差値は下がりません。
例えば…
テストで国語と英語の点数が両方70点だったとしても、国語の平均点が80点であれば偏差値は50を下回り、英語の平均点が60点であれば偏差値は50以上となります。
つまり偏差値は、自分の点数とも関係するが、テストを受けている他の生徒の学力や、問題の難易度などにも左右される数値なのです。
偏差値は高校受験でなぜ必要か
偏差値は不確かな数値と感じますが、高校受験において偏差値は、志望校選びに用いられる数値なので、把握しておく必要があります。
各高校の学力のレベルは偏差値で表示されています。
そのため自分の偏差値を把握できてなければ、適切な志望校を選ぶことができません。
またテストの偏差値を確認することで自分の成長を確認することもできます。
偏差値の活用のメリット・デメリット
偏差値活用メリット
偏差値を活用するメリットは、志望校選びの判断基準がわかりやすいことです。
学校や塾で行われる進路指導も合否の可能性の判断基準はまず、偏差値です。
また、わかりやすい数値のため、目標としてモチベーションアップにもなります。
偏差値はどのように活用すればいいか?
●学力の向上・低下の参考にする
●得意・苦手を把握する
●高校受験で志望校選びの参考にする
●志望校の合格ラインまでを確認する
偏差値活用のデメリット
偏差値活用のデメリットは、偏差値にばかり囚われてしまう可能性があることです。
過去には、行き過ぎた偏差値至上主義への反動から、偏差値を活用した進路指導を廃止しようという流れもありました。
偏差値はあくまでも、テストの得点から算出した学力を測る指標です。
偏差値がいいからと言って、その学校が必ずベストの選択であるとは限りません。
偏差値だけを基準に学校を選ばないようにしましょう。