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【高校受験】兵庫県は全国的にも珍しい「複数志願制」を導入しています。

今年も高校受験の時期がきました。

 

我が家では長女が来年受験と言うことで、今からいろいろ調べていきたいと思います。

 

兵庫県の公立高校入試の特徴的な制度

兵庫県の公立高校の入試には特徴的な制度があります

 

兵庫県は5学区制

2015年に16学区制から現在の5学区制になりました。

 

学区が減ったことで受験できる高校の選択肢は増えましたが、一般入試では住まいのある学区内の高校にしか出願できません。

 

第1学区 ※神戸市、芦屋市、※淡路市、洲本市、南あわじ市
第2学区 ※西宮市、尼崎市、宝塚市、伊丹市、川西市、川辺郡、
※三田市、丹波篠山市、丹波市
第3学区 ※明石市、加古川市、加古郡、※高砂市、小野市、※三木市
加東市、加西市、西脇市、多可郡
第4学区 ※姫路市、神崎郡、たつの市、相生市、赤穂市、宍粟市、
揖保郡、赤穂郡、佐用郡
第5学区 豊岡市、美方郡、養父市、※朝来市

※の市区長に住まいのある受験生は、隣接する他学区の高校も受験可能

 



 

兵庫県の高校の多くが導入している
複数志願制

兵庫県の公立高校入試では「複数志願制」という全国でも珍しい制度をほとんどの高校が導入しています。

 

3月の「一般入試」で「第1志望校のみ」に出願することも、「第1志望と第2志」の2校に同時に出願することもできる制度です。

 

第1志望が不合格の場合でも第2志望の合格ラインに達していれば第2志望の高校へ入学することができます。

 

ただし、同じ高校でも、第1志望で出願する場合と第2志望で出願する場合では、合格のしやすさが異なります。

 

複数志願制には「第1志望校加算点」が存在するためです。

 

学区 加算点
第1学区 25点
第2学区 20点
第3学区 25点
第4学区 30点
第5学区 30点

 

一般入試は「学科250点+内申点250点」の500点満点の総合点で合否が判定されます。

 

第1志望校の総合点に上乗せされるのが第1志望加算点です。

 

加算点は学区によって違います。

 

 

中学2年生、そろそろ高校受験を考える。よく聞くけど「偏差値」ってなに?

 

 

志願変更制

「志願変更制」は一般入試で出願後に志願校を変更できる制度です。

 

3月に実施される一般選抜は2月下旬が出願期間です。

 

一旦締め切られた後に志願変更期間が設定されていて、1度だけ志望校を変更することができます。

 

ただし、複数志願の第1志望は変更できません。

 

1度締め切られても、出願倍率を確認したうえで、3月上旬に志望校を見直すことができるのです。

 

しかし、ほとんどの受験生が複数志願を利用するため、変更届は少ないのが現状です。

 

 

【中2・高校受験を考える】兵庫県伊丹市にある公立高校の偏差値を比較

 

 

まとめ

兵庫県の公立高校の入試制度は特徴的です。

 

5学区制や、複数志願制、志望校変更制を理解して、志望校を選ぶようにしましょう。

 

気になる学校があれば、オープンスクールなどに積極的に参加して、イメージをつかむことも大事だと思います。

 


 

 

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